こんにちは、はるです
ばってん少女隊というアイドルグループを知っているだろうか
知らない人が多いだろうが、このマツリダンスチューン「OiSa」という曲は一回聞くとなかなか頭から離れてくれない
離れてくれないというか、気づいたら何度も聞き返してしまう中毒性を持っている
ばってん少女隊の「OiSa」に遭遇したきっかけ
私がこの曲に出会ったのは運転中のラジオ「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー」だ。そう、たまたまだ。だがそのインパクトは計り知れなかった。久しぶりにキタコレ!と思ったくらいだ。即Shazamった
ところで、キタコレ=ktkrはもう死語なのだろうか。そればかりが気になる
なんでもこの曲は2021年今年の4月から6月くらいに有線で流れまくったそうだ。コンビニ店員やその他飲食店員にとってはたまったものではなかっただろう。心中お察しする。どうか心を休めてほしい、エンヤとかで。
だがまあ、聞いたことのない人はとりあえず聞いてもらいたい
どうだろう、このトリップ感。中毒になること間違いない。かく言う私も繰り返し何度もリピートしている
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「OiSa」=「おいさ」って何?
ところで、繰り返しリピートされる「OiSa=おいさ」というフレーズ。これの意味するところは何だろう?と思った人もいるのではないだろうか
博識な人なら知っていると思うが、これは博多祇園山笠の掛け声だそうだ。あの博多の男たちがふんどし一丁で駆け回る、例のアレだ
上着は着ていたようだ
ばってん少女隊は福岡を活動拠点にしているアイドルグループで、スターダストプロモーション所属。ももクロの妹分的存在だ
だからももクロのラジオで流れたんだね!という野暮なコメントは遠慮してもらいたい。
楽曲はこの「OiSa」以外にも郷土性を全面に出したものが多い
- YokaYokaDance
- ばりかたプライド
- ありがとーと、etc
正直、郷土性ネタがふんだんにある福岡はそういうのがいっぱいあって羨ましい。北海道、静岡、名古屋、大阪、広島、沖縄なんかもそうだ
香川はうどんを出したらもうOSHiMaiだ
ばってん少女隊「OiSa」のPV、歌詞から受ける印象
PVを見直してみよう。PVから受ける第一印象は「神隠し」だ。美少女たちがどこか異空間に連れ去られてしまう、そんな危うさを秘めた動画になっている
一方で歌詞はどうだろうか。イントロで目立つワードが「不安」、「不満」と「テンションぶち上げ」、「無鉄砲」などのマイナスワードとプラスワードが交錯する
そしてサビでは「OiSa」としか言っていないのだ
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ジェンダーレスの時代に「OiSa」=「おいさ」を叫んだアイドルたち
博多祇園山笠では、「山笠」と呼ばれる神輿は男しか担げない。だから「おいさ」と掛け声を上げるのは男たちだけだ
ところがどうだろう、この楽曲では可愛らしい女の子たちがこれでもか、と言わんばかりに「おいさ」を連呼している
このジェンダーレスの時代に、伝統的な山笠の掛け声「おいさ」をアイドルたちが連呼している
そこに新しい可能性を感じた気がして、少し鼻の先がツーンとするのだ
この楽曲は、ジェンダーレス社会と言いながら、未だ男性優位の思想が蔓延る日本社会に一石を投じた楽曲なのだ。すいません、完全に誇大妄想狂です
まとめ
アイドルにこういう曲を出されるともう「参りました」としか言いようがない
プロデュースする側の策略だろうが、このギャップに見事にやられてしまう
PerfumeやBABYMETAL、BiSHがまさにそれだろう。BiSHは解散してしまうが。。
これからどんな新しいアイドル像が生まれてくるのか、そしてそれをプロデュースする側の策略についても、少し楽しみにしているところがある
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