こんにちは、はるです。
これからメタバースの時代がやってきます。VRデバイスはどんどん進化していきますが、今現在のベストアイテムはMeta Quest 2と言っても過言ではないでしょう
Meta Quest 2(Oculus Quest2)は、前身Facebook、現Meta社(正確にはM&AされたOculus社)から販売されたスタンドアローン型のVRデバイスです。Oculus社を買収したFacebookが社名をMetaに変更したのに合わせ、製品名Oculus Quest 2はMeta Quest 2に変更になりました。なので「Oculus Quest 2 = Meta Quest 2」です

私も長い間Oculus Goを使用していましたが、2021年5月に思い切ってMeta Quest 2 (Oculus Quest2)に乗り換えました



購入の際、性能が上がっているのは間違いなく分かっていたのですが、値段の点で買い替えるか結構迷いました
今回Oculus GoとMeta Quest 2 (Oculus Quest2)の比較レビューをしたので、旧式デバイスから買い換えようか迷っている人、今回初のデバイス購入を考えている人は、判断材料にしてもらえたらと思います
Oculus GoとMeta Quest 2 (Oculus Quest2)のスペック比較
まずはスペックを比較してみます。GoからQuest2になり仕様は軒並みグレードアップされています。2年間でこの進化は速いですね
性能 | Oculus Go | Meta Quest 2 (Oculus Quest 2) |
---|---|---|
発売日 | 2018/05/01 | 2020/10/13 |
トラッキング | 3DoF。頭の動きを検出 | 6DoF。頭と体の両方の動きを検出 |
光学系 | 解像度: 1280 x 1440 リフレッシュレート: 60 Hz | 解像度: 片目当たり1832 x 1920 リフレッシュレート: 60、72、90 Hzに対応 |
サウンド | 空間オーディオ | 位置オーディオ |
ストレージ容量 | 32GB | 128GB |
重量 | 571g | 503g |
価格 | ¥23,800 |
Oculus GoとMeta Quest 2 (Oculus Quest 2)の重量、Bluetooth接続、初期設定
次にMeta Quest 2 (Oculus Quest2)を操作して感じたこと、Oculus Goとの違いを比較してみます。
重量
まず本体を持った時の重量感はあまり変わらない感じです。68g軽くなっていますが、明らかな違いを感じるほどではないかも。やや軽くなったかな?という感覚です
Bluetooth接続
次にヘッドセットを装着して電源ONします。GoはBluetooth接続ができないのですが、Quest2では問題なく接続できます。ワイヤレスイヤホンを装着した状態でヘッドセットを起動すると、自動でペアリングしてくれます。

これはかなり便利!
初期設定:ガーディアンとは!?
Metaのロゴマークが表示されしばらくすると、最初にガーディアンの設定に入ります。ガーディアンとはプレイエリアのことです。3DoF(Degree of Freedom:自由度)から6DoFになり、体全体を使ったプレイが可能になった反面、窓ガラスや壁を殴って怪我しないために、まずプレイエリアを指定します






Meta Quest 2 (Oculus Quest2)の前面に設置された小型カメラ4つが部屋情報を認識します。


まずは床面の設定を行います。これはコントローラーを床面に置くとOculusが床面を認識します。次にエリア指定を行います。コントローラーで床面のプレイエリアを指定するとガーディアン設定は完了です。
Oculus GoとMeta Quest 2 (Oculus Quest2)の画質、音質、リモコン操作性
さてそれでは実際に、いくつかのアプリを使用してみた感触をレビューしてみたいと思います
画質
まず画質ですが、Oculus GoからMeta Quest 2 (Oculus Quest2)になってかなり良くなっています。
具体的な数値は、Goが1280 x 1440 = 184万ピクセル、Meta Quest 2 が1832 x 1920 =352万!!!ピクセルとなっています。1.91倍なので、ほぼ2倍!!!の解像度に仕上がっています。


目視確認した感想ですが、Oculus Goはピクセルのグリッドが明らかに目で確認できるレベルでした。
一方Meta Quest 2 (Oculus Quest2)では、目を凝らさないとグリッドの存在を認識できないレベルに仕上がっており、仮想空間への没入感がさらに高まります。
さらに彩度も向上していて、よりビビッドな映像を楽しむことができるようになっています
音質
サウンドも良くなっている印象です。正直空間オーディオと位置オーディオの違いがよく分からないのですが、体感してみてみると違いがはっきりわかります。解像度が2倍になった映像に加え、さらに没入感が高まります。
特に私は、AirPodsProをノイズキャンセリングで使用しているため、長時間プレイしていると現実世界と錯覚してしまうほどです


リモコン操作性
リモコンの操作性も良くなっています。①操作ボタンが増えたこと②リモコンが1個から2個になったことで、複雑な動作を瞬時にこなせるようになっています。ゲームをプレイする上では欠かせませんね
あとMeta Quest 2のリモコンについている輪っか。これ何に使うんだろうと思っていたんですが、リモコンを置くときに輪っかを下にして置くと取りやすくなることに気づきました。ガーディアン設定で床面を認識する際にも役立ちそうです




全体の使用感ではGoからQuest2になると、上位互換になると考えて問題無いと思います。
Meta Quest 2 (Oculus Quest2)のデメリット
プライバシー設定
VRヘッドセット製作会社OculusはFacebookに買収されたため、Oculus使用時にはFacebookにアカウントを作成し、Facebookからログインしないと使用できなくなっています。
そのためMeta Quest 2 (Oculus Quest2)使用前にプライバシー設定をちゃんとしていないと、Oculusでなんのアプリを使用したかお友達に筒抜けになってしまう恐ろしい事態に
防止する方法はあるのでググって対策を立ててからお楽しみ下さい


Meta Quest 2 (Oculus Quest2)の価格は高い?
これだけの性能を搭載したMeta Quest 2 (Oculus Quest2)、VRデバイスとしては間違いなく価値ある逸品です。
が、やはり気になるのはお値段。¥59,400は気軽に手が出せる値段ではないと思います。ただ、使わなくなったらメルカリで売る方法があります。
リセールバリューが高いので高値で売れる
現在のメルカリ相場で、Meta Quest 2 (Oculus Quest2)の販売額は¥35,000〜¥50,000になっています。Oculusシリーズはリセールバリューが高いので、しばらくはこの価格が続くんじゃないかと踏んでいます。
その根拠として、私の実績で2018年に¥23,800で購入したOculus Go 32GBは、発売日から2年経った現在¥9,500で売却できました。メルカリ相場でも¥10,000前後で約定されているようです




2年間使用したOculus Goは¥23,800で購入したつもりが、実質¥14,300円で購入していた、ということです
開発スピードがどんどん速くなっているこのご時世、Oculusの新シリーズは2年を待たずにリリースされるでしょう。Meta Quest 2 (Oculus Quest2)を¥59,400で購入して、新シリーズが出たタイミングでメルカリで¥40,000で売却する
つまり実質¥20,000を切る価格で最新のVR技術が楽しむことができる、ということです。こう考えれば、かなりお手頃価格ではないでしょうか?
「Oculus GoとMeta Quest 2 (Oculus Quest2)を比較。購入は有りか無しか」のまとめ
Meta Quest 2 (Oculus Quest2)の購入、個人的には有りだと思います
開発速度が急速なVR業界で、Meta Quest 2 (Oculus Quest2)の搭載する技術はまさにVR最先端技術の結晶です。¥10,000を切る価格で、今すぐその仮想現実を試してみることをオススメします!
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